『革命のファンファーレ』が面白い件について

読んでる途中だけどもうオススメしたい本の話をします。

『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』西野亮廣 >

最近テレビで見かけなくなって、方向性がよくわからないなと思ってたキンコン西野さんの書籍。
読みはじめて5ページもしないうちに続きが気になって仕方なくなった。

まず文章がおもしろいのなんの。
やっぱり芸人さんだし人を惹きつけるだけの力はご健在だよね。
かっこええなぁ。
M-1の決勝で漫才してたときも
おもしろかったし
手に汗握らせて見てたのが懐かしいなぁ。

…感心している場合ではない。
少しだけ本作の話をしよう。
著者は、最近芸人としての活動をめっきり見かけなくなった。
なんなら引退するとまで言ってた人だ。

持っていたレギュラー番組も終了し、今のテレビっ子にキングコングのことを聞いたら「誰?」と言われるのではないだろうか。

そんな人物がこれまでに起こしてきた「型破りな活動」の裏側を書いているのだ。
なにしろ頭がいいのです。
メディアに取り上げられるのは行動の表面だけ。
そこには仕掛けられた何重ものビジネスモデルや理論は気持ちがいいほどにうまくいってる。

安易な考えだけで行動を起こしてるわけではない。
周りの反応を読んだ上で、確実な勝算を持ったうえで
大きな行動に出ている。
こんな行動してみたいぞ…。

かっこよく見えてくるではないか。
焚きつけられているではないか。

こんな人物になりたいものだ。
途中まで読んでて感じたことをまとめておこう。
「損して得取れ」
この考えが当てはまる。
一見、損しているように見えるが大きなリターンが返ってくるように
仕掛けを投入していく。
この場合の損は信用に変わったり、収入になったりする。

誰がどこでどんな行動をとっているのかを知って
逆手にとった戦略を考える。
ただ、注意すべきはこの謀略を取るためには安定している経済基盤を持っていることが前提である。

同著者の魔法のコンパスも合わせて読んでおきたいものだ。

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