誰かに強制されてイヤイヤ物事をするのは面白くないですよね。
先日、私も内定先から課題が出されました。
書いてある内容は新社会人向けのビジネス書や自己啓発本の内容と全く一緒。
すでに知ってるということもあるのでつまらないなぁと思ってしまいますね。
自分で買ったビジネス書を読んでいるときは
「こうしたらいいのか!」
「このような心構えで仕事をがんばろう」と思えます。
さらに発展させて
「この考え方を今のうちに自分に落とし込むならどのような行動をとるべきか」
なども考えます。
自分で考えるのが楽しいんですね。
自発的に「こうなりたい」
と思える、姿を目指すのは
モチベーションとしてがんばれます。
ですが、会社から「こういう社会人を目指そう」とあるべき姿を提示されるのは
ものすごく癪に触ります。
なぜなのでしょうか。
提示されてる姿は同じなのに。
どうしてなのか考えました。
会社も、社会も「前向きでヘコタレない新入社員」が欲しいのです。
会社は、何も持たない学生に
仕事を任せて、20万円近くのお給料を与えるのです。
いずれ活躍してもらうための巨額の投資ですね。
それを「つまらない」「やりがいがない」という理由で辞められては困るのです。
また、能率の悪い社員を置いていても会社の業績を上げてくれないのなら
会社としてもメリットがないでしょう。
だからこそ、できる人物でありたいと思う人々の心をうまく掴み、
いかにして自発的に社員に会社の業績を上げてもらうかのための
教育をしているのです。
自己成長をダシに
がんばることを強要されてると考えると癪に触りますが、
それだけ新人のことに投資しようとしてくれる姿勢を見せてくれているんです。
いずれ会社がプラスになるように
先行投資をかけられています。
先行投資が私のことを思って向けられたものでなく、
会社のことを優先して考えられてるから腹がたつんですね。
学校の勉強もそうです。
「勉強しなさい」という親や教師は
自分の体裁が大切なのです。
自分の子どもや教え子がバカだったら世間体が良くないからです。
子どもが勉強することによって
子ども自身にメリットがあるというよりは親や教師にメリットがあることが見えるから、強制されると
おもしろいと思えないのです。
言われたことをイヤイヤこなす
エネルギーがあるなら
自分がおもしろいと思えることを突き詰めるといいと思います。
その方が、こなすことにエネルギーを注がずにすみますし、学びが多いです。
怒られないように最低限やるべきことだけこなしておこうと思います。
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