Twitterで流行りの言葉「インプット」と「アウトプット」。
カタカナの横文字は頭にスっと入ってこないですよね。
この「インプット(input)」も「アウトプット(output)」も
高校までの英語で習う単語を知っていれば理解できます。
「in」というのは中のこと。
コンビニの「イートインスペース」のインもこの場合と同じ「in」です。
「out」というのは外のこと。
回送電車のことを「out of service」と英語表記してあります。この時の「out」は
電車という乗客のためのサービス(service)の外(out)にあるものという意味です。
つまり、客を乗せない電車=利用できない電車=回送電車、となっています。
おっと、話がそれた。
「put」は置くという意味です。
見たことない単語だとしても
単語を分解してみてみるとなんとなく意味が推測できるのではないでしょうか。
「インプット(input)」=「in」+「put」
「アウトプット(output)」=「out」+「put」
こういう図式になりますね。
では、改めて単語の意味をみていきましょうか。
「インプット(input)」=「in」+「put」
ここの単語だけ見ていくと「中に置く」という意味になりますね。
なにかをどこかの中に置くんですね。
なんとなくイメージは掴めましたか?
「インプット」とは知識や技術を新しく自分の中に蓄積させることを指します。
つまり読書をしたり、勉強したりすることで新たな情報を頭の中に置くんですよ。
要は勉強するってことです。知らないことを知っていく作業。
「アウトプット(output)」=「out」+「put」
これは単語を直訳すると「外に置く」。
なにかをどこかの外に置くんですね。
もうお分かりの方もいるかもしれません。
「アウトプット」とは得た知識やノウハウを実際に使うことを指します。
得た知識を、実際に使ったり応用を効かせることで自分の頭の外に出します。
頭の外に出すといっても忘れるということではありません。
自分の身体に染みつかせる、というような感じです。
日常生活の中であなたもインプットとアウトプットをしています。
たとえば、ある家電を買ったとします。
その家電の使い方を知るために取扱説明書を見ますよね。
取扱説明書から操作の仕方を調べます。
これがインプット。
使い方が分かってきたら実際に家電をコンセントにつないで
さわりながら説明書通りに操作していきますよね。
これがアウトプット。
学んでから手を動かすのが「インプット」→「アウトプット」の流れ。
学校教育などではこの方法が多いです。
たまに「アウトプット」→「インプット」で作業しろ!という声が上がります。
これはどういうことなのでしょうか。
まずは作業をしてから、行き詰まったらわからないところを勉強しろということです。
さっきの家電の例え話でいうと
家電を買ってすぐに本体を触って、なんとなくの操作方法を覚えた。
けれども
使いたい機能の呼び出し方がわからないから説明書を見る。
こういうということです。
知識の獲得は好きで新しい情報には触れるけど
実際にやってみようとしない頭でっかちな人が増えているから
このような言葉が出回るのかもしれませんね。
新たに何かをはじめる人は特に理論コレクターにならないように
しないといけないのかもしれません。
とはいえ私自身は知らない状態で進むのが怖いので
最初に理論はたくさん頭に詰めこむ人です。
ブログとプログラミングの勉強をしたら手を動かす。
これからの行動量を増やしていきたいという自戒もこめた記事でした。
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